T-Spinの判定条件

  雑学

ぷよテトとテトリス99におけるT-SpinとMini T-Spinの判定条件です。

T-Spinの判定条件

判定条件は下記の2つを満たしている事です。


①ミノ固定時にTミノの4隅が3つ以上埋まっていること。
②最後の動作が回転であること。

判定条件①

Tミノの4隅というのは下記の画像で黄緑色に塗られた場所のことを指します。

Tミノが回転しても丁度当たらない位置ですね。
この黄緑色の4つのうち、3つ以上埋まっていれば1つ目のT-Spinの条件を満たします。

一般的なTSDとTSTで確認してみましょう。

同じく黄緑色が判定条件に必要なブロックです。
どちらも3つ以上あるのが分かると思います。

また、床や壁もブロックの代わりとなっているため、背面TSTのような形もT-Spinとして処理されます。

判定条件②

こちらは分かりやすいと思いますので、簡潔に説明します。
最後の動作というのは、落下、左右移動、回転が該当します。
このうちミノが固定される最後の動作が回転であるとき、この条件が満たされるのです。

余談ですが、既に条件①が整った状態で回転を行うと「カチッ」と音がなります。

Mini T-Spinの判定条件

Mini T-SpinはT-Spinの一種ですが、ボーナス火力が発生しないT-Spinのことです。
T-Spinモドキとイメージすると分かりやすいかも知れません。

代表的なMini T-Spinは以下の2つです。

TSS同様、T-Spinで1ライン消去をしていますが、火力は0となります。(TSSは火力ボーナスが発生するため火力は2。)
これは火力ボーナスが発生せず、普通のSingle消しと同じ処理がされているからです。

しかし、T-Spinであるのは変わらないため、BtBは発生しています。
そのため、BtBを継続した際のMini T-Spin SingleはBtBボーナス+1ライン発生し、合計火力は1となります。(この時、TSSであれば火力3。)

このような、Mini T-Spinとなる判定条件は下記の3つを満たしている事です。


①T-Spinの条件を満たしていること。
②ミノ固定時のTミノ4隅のうち、凸側の1つが空いていること。
③SRSのにおける回転補正の4番目(回転軸移動が(±1,±2))でないこと。

判定条件①

こちらは前述したT-Spinの判定条件の通りです。
読み飛ばした方はそちらもどうぞ。

判定条件②

こちらも”T-Spinの判定条件①”と少々内容が被ります。
Mini T-Spinになる3隅の組み合わせは以下の2つだけです。
T-Spinに必要な4隅は3つ以上であったため、凸側が1つ空くということは背面2つは必ず埋まると言い換えることもできます。

また、Tripleはここに該当しないため、Mini T-Spin Tripleは存在しないことになります。

先ほどの一般的なMini T-Spinもこちらの条件を満たしています。
黄緑色が判定条件に必要なブロックです。

判定条件③

さて、これが一番の難題ですので順を追って説明します。
まず、ぷよテトやテトリス99は”ワールドルール”というものを採用しています。
これはテトリミノの色、7種1巡の法則、回転法則などを統一させるためのルールです。
そしてこの回転法則をSRS(Super Rotation System)と呼びます。


SRSでは、各テトリミノはある場所を中心に回転します。
例としてTミノの回転を確認しましょう。

真ん中のブロックを中心に回転しているのが分かると思います。
この回転の中心となるブロックのことを「回転軸」と言います。

しかし、全てのケースでこの回転ができるとは限りません。
例えば下のケースです。この状態で回転軸を中心に回転しようとすると、ミノの一部がめり込んでしまいます。

これでは回転出来ませんので、Tミノ自体が上にずれて回転できるようになります。
この時、回転軸は”左に1つ”と”上に1つ”動いてますね。

これが回転補正です。
補正の仕方は回転の方向と埋まる場所によってそれぞれ決まっており、この場合は回転軸補正の2つ目が適用されています。


今一度、Mini T-Spinの判定条件を確認しましょう。「回転補正の4番目(回転軸移動が(±1,±2))でないこと」でしたね。
つまり、例外となる回転軸補正は以下のような回転です。

どちらの回転軸も”右に1つ”と”下に2つ”動いてます。
よってこの回転軸移動は(+1,-2)となり、回転軸補正の4つ目が適用されていると分かります。

このSTSDとT-Spin FINは判定条件①と②を満たしてますが、判定条件③は満たさないため、Mini T-Spinにはならないのです。

一方のT-Spin NEOですが、こちらは回転軸補正が(0,-2)となっています。

よって、判定条件①~③を全て満たすためMini T-Spin Doubleとなるのです。