パフェ探索ツール、『solution-finder』の使用方法についての解説です。
『solution-finder』はknewjadeさんが作成された、テトリスの「Perfect Clear」「REN/Combo」「T-Spin」の手順などを探すためのツールです。
今回はこのインストールから実際の使用法までを解説していきます。
このツールについての詳しい説明は以下のリンクからお願いします。
→knewjade/solution-finder
まず初めに、スマートフォンやタブレットでは使用できません。
Java8 以降を実行できるPCなどをご準備下さい。
① ダウンロードは以下のリンクからできます。まずはここをクリックして下さい。
→https://github.com/knewjade/solution-finder
② 少しページを下ると画像のように「solution-finder」があります。
オレンジ線のところが現在の安定版です、ここをクリックして下さい。

③ また画像のようなところに行くと思います。
4つほどありますが、オレンジ線の「solution-finder-0.720-GUI.zip」というファイルのみをダウンロードしてください。
クリックすれば勝手にダウンロードされると思います。
※今回は0.720版ですが、アップデートで数字が変わることがあります。
ただ、やることは変わりません。

④ これでダウンロードは完了です。
① 先ほど保存した「solution-finder-0.720-GUI.zip」というファイルを自分のフォルダから探してください。
僕はダウンロードのところにありました。

② ファイルにファスナーのような模様が付いてると思います。
これはzipファイルと呼ばれる圧縮ファイルなので、このままでは使用できません。
そのため、画像のように右クリックから「すべてを展開」して下さい。
なんか出てきますが、何も変えずに「展開」で大丈夫です。

③ 画像のように通常のファイルが出現したと思います。
これで準備は完了です。
zipファイルの方はもう使用しないので、消しても大丈夫です。

① それでは、通常ファイルの方を開いてください。
開いたらオレンジ線の「補助GUI.exe」をクリックで起動しましょう。

② 下の画像のようなツールが出てきたでしょうか。
このツールを使用してパフェを探していきます。

③ まずはパフェを獲る地形を指定していきます。
地形の指定には「テト譜」と呼ばれるものを使用します。
インターネットで「テト譜」を検索するか、下のリンクからテト譜のページに飛んで表示させて下さい。
→http://fumen.zui.jp/

④ では、テト譜で地形を描きましょう。
右上で色を選択、左のグリッドにクリックで地形を描けます。
パフェ探索に色は関係ないので、全部灰色でもいいです。

⑤ 開幕パフェ積みを描いてみました。
地形が描けたら「データを出力」をクリックして、出てきたURLをコピーしてください。

⑥ コピーができたら、さっきのツールに戻りましょう。
そして「テト譜URL」の枠内に先ほどコピーしたURLを貼り付けて下さい。

⑦ 貼り付けたらページの指定です。
自分が地形を描いたページ(今回は1ページ目)の数字を入力してください。

⑧ 続いて、消去ライン数の指定です。
今回は開幕パフェ積みなので4Line消せばパフェができますね。
ちなみに、ここで6を選択すれば6Lineのパフェを探してくれます。

⑨ 最後の準備、探索ミノパターンの指定です。
今回は「7p4」を選択しています。
これは開幕パフェ積みがあと3ミノでPerfect Clearできるからです。
「7p4」の「7」は「IJLOSTZ」の7ミノのことで、ここから「4」ミノを選ぶということを示しています。
あれ、3ミノでは…?という方、正解です。余分な1ミノはホールド分で用意してます。
このあと出てきますが、ホールド有りで探索するときは必要ミノ数+ホールド分1つをしないと正しくなりません。ご注意下さい。
直接 [OSTZ]p3 などと指定することもできます。
このときは O,S,T,Z の4つからランダムに3つ選ぶという意味になります。
また、カンマ(,)を使って O,[STZ]p2 と入力すると、「Oミノは必ず1番目、あとはS,T,Zからランダムで2つ」という意味になります。
→さらに詳しい解説

① ここまで準備お疲れ様でした。では、パフェ探索をしてみましょう。
モードが2つあります「path」と「percent」です。
path … パフェまでの操作手順をすべて列挙する
percent … パフェができる確率を計算する
お好きな方を選択してください。
特になければ、ホールドはありで大丈夫です。
② 選んだら「実行」してみましょう。
「sfinder.jar」と「sfinder.bat」の2つどちらかで作動するはずです。
しばらく経ったあとに、終了の文字が出れば完了です。

③ 結果を確認しましょう。
「path」を探索したときは「path_unique」、「path_minimal」に結果が表示されます。
「percent」を探索したときは「last_output」に結果が表示されるはずです。
なんか違うぞというときはエラーが起きてる可能性があります、同じく「last_output」で確認して下さい。

「path」はこの画面が出ればOK!
「path_unique」は全パターンの手順を表示。
「path_minimal」はミノ順の被りパターンがあるときに、被りをパターンを消して表示してます。

「percent」はこの文書が出ればOKです!
パフェ率はちょっと下に行ったところにあります。

これで最低限の『solution-finder』の使い方は大丈夫です。お疲れ様でした。
少しでも参考になれば幸いです。
本来は「コマンド」を駆使して探索をしていきます。
コマンドを使えば、パフェ率以外にも「最もRENが続く手順を探す」「T-Spinできる置き方を探す」「指定したブロックを埋める操作手順を探す」など様々なことが出来る様になります。
こちらは少々難しいので慣れてきたらチャレンジしてみて下さい。
→コマンドでのやり方
→PowerShellでのやり方
インストールは出来た、使い方も間違ってないけど何故かプログラムが実行されないという方は、javaのインストールをしていない可能性があります。
java 8 以降がインストールされているかを再度ご確認ください。
以下のリンクから無料でインストール可能です。
→javaのインストール