初心者脱却への道、2歩目です。
TSDの作り方をメインに解説していきます。
T-SpinはTミノを用いた特殊な消し方のことです。
大きく分けて3種類あります。
① T-Spinで1ラインを消すT-Spin Single(TSS)
② T-Spinで2ラインを消すT-Spin Double(TSD)
③ T-Spinで3ラインを消すT-Spin Triple(TST)
このT-Spinは通常の消し方より高火力であり、素早く効率的にT-Spinをする事が勝利への鍵となります。
下の表はテトリスの火力表になります。

通常の2ライン消し(Double)は火力1ですが、T-Spinを用いた2ライン消し(T-Spin Double)は火力4になっています。
さらに連続でT-SpinやTETRIS(4ライン消し)をするとBtBというのが付き、火力に+1のボーナスが付きます。
対戦中は主に②の「TSD」を使います。
理由は多々ありまして、地形維持や火力効率、まとめ撃ちのしやすさなど…。
とりあえず今は、「TSDが大事なんだな」ということを念頭に置いて頂ければ結構です。
基本的なTSDは以下のとおりです。

Step1でやった「開幕TSD」と同じですね。
Tミノが入る地形に屋根つけて、ソフトドロップで落として回転させる…という感じです。
Step2では、このT-Spinづくりに慣れるというのが目的になります。
早速、練習方法に参りましょう。
ですが、その前にTSDの作り方をご説明します。
まずは基本の形を確認しましょう。

こちらですね。
Tミノを下にした空洞、そして片側だけ屋根がある形です。
この形さえ理解しておけば大丈夫です。
では、これを踏まえて問題です。
下の画像のような地形があったとします。

あと何のミノがあれば「TSD」を作ることが出来るでしょうか?
それでは、具体的な練習方法になります。
1列だけを空けてその上でTSDを作り続けるという練習になります。
モードは「マラソン」あたりが良いと思います。
ゲームがスタートしたらStep1同様、開幕テンプレを組みましょう。

開幕DT砲を組みました。
Step1ではここで終わりでしたが、ここからTSDを作る地形まで展開していきます。
ここで、「派生」を覚えていると楽に展開できます。

「TKI積み」に派生しました。(DTTKI派生と呼ばれるやつです。)
これも、ライン消去をしていきましょう。

かなり綺麗な地形が残りました。
開幕DT砲は残しの地形がそこまで綺麗では無いので、こういった派生は覚えておくとオススメです。
※ちなみにこんな流れでした。
※画像クリックで再生※

さて、このような地形が残りましたが、ここからアドリブでTSDを作っていきます。
1マスだけ空けてその両サイドに積み上げて行きます。
今回は左側3マス目が空いてますのでここを軸にします。
実はこの地形、既にTSDが作れる事にお気づきでしょうか。
練習の時もやりました、Sミノを置くタイプですね。

左から3マス目にTSDを作ることが出来ました。
ちょうどTミノもきたのでTSDをしましょう。

これがTSDをした後の地形です。
そしたら、また左から3マス目を空けて更に積み込んでいきます。
高さを合わせることを意識しましょう。

また、TSDできそうな地形になりましたね。
Oミノを置いたら屋根になりそうですね。

このような感じで1マスだけ空けて、TSDを作って行って下さい。
空ける場所は”端でなければ”、どこでも大丈夫です。
また、TSDが見つからないときは、どんどん積み上げて構いません。

高くなってしまったら、Iミノを用いてTETRISをしましょう。
TETRIS以外の余計な削りなどは極力しない方が良いです。(置きミスのリカバリーならOKです。)
流れをまとめますと…
① 開幕テンプレを組む
② 派生などに展開して、たて1列が空いた地形をつくる
③ 空いた穴の両サイドを積み上げてTSDを探す
④ 高くなったらTETRISで解消する
⑤ ③と④の繰り返し…
このような感じになります。
この流れは実戦でも殆ど同じです。
そのため、慣れてきたらCPU戦や対人戦などでも練習することが可能です。
TETRISトップレベルのプレイヤー、kazuさんの動画もご紹介しておきます。
極めるとこのような感じになります。
これで、Step2はおしまいです。
空ける列の位置を変えたりして、繰り返しTSDをつくる練習していきましょう。
- 開幕テンプレから中盤へ移行できる
- TSDの作り方が分かる
- ある程度、直列の上でTSDを作り続けられる
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