Step4:速度を鍛えよう

  戯言

初心者脱却への道、4歩目です。
最適化と40Lineについてになります。

テトリミノの出現法則

対戦テトリスでは”ワールドルール”というものを採用しています。
これはテトリミノの回転法則、向き、出現位置などを統一するためのルールです。

まずはこのルールを知っておきましょう。

① テトリミノの回転法則

ワールドルールで採用されている回転法則は、SRS(Super Rotation System)と呼ばれる法則です。

このSRSでは、各テトリミノはある一点を中心として回転をします。

下の画像をご覧下さい。

真ん中のブロックを中心に回転しているのが分かるでしょうか。

また、幅が偶数であるIミノOミノはブロックではなくある一点で回転しています。

このような回転の中心となるブロックや場所のことを「回転軸」と呼びます。

各テトリミノは“回転軸”を中心に回転しているという事が分かって頂ければ大丈夫です。

② テトリミノの出現向き

出現する際の向きも決められています。
下の画像をご覧ください。


毎回、出現向きが同じという事は右回転、左回転したときの向きも決まりますね。
例えば、Lミノですが

このように、座らせたい時は右回転を1回、立てたい時は左回転を1回のように使い分けることが可能です。
(立てる、座らせるというのはニュアンスです。)

③ テトリミノの出現位置

出現する位置も全てそれぞれ決められています。

まずIミノOミノですが、こちらは真ん中から出現します。


この2つは横が偶数なので真ん中から出現できます。

しかし、その他のテトリミノは横幅が3マスなので真ん中から出現できません。
そのため、左寄りで出現をするようになってます。

このことによって、1つ問題が生じます。
横幅が3マスであるIミノOミノ以外の5ミノは、右に動くとき操作が1つ増えるという事です。

これについては、後述する最適化の項にて解説します。

最適化

さて、先ほどの法則によりテトリミノの出現や動きは毎回同じとなることが分かりました。
スタートが決まっているという事は、置き場所(ゴール)を決めることで動かし方も決めることができます。

そこで、「キー入力の少ない動かし方を全て暗記して、効率的な操作をしよう」という考え方が生まれました。
この考え方に基づいた操作方法を最適化といいます。

少し変わった置き方などもあるので、覚えるのと慣れるのは大変ですが速度の向上、ミスの低下などに繋がります。

それでは、解説していきます。

1.1 基本となる考え方

大事なのは、ボタンを押す回数を出来る限り少なくするという事です。

回転操作を例にあげてみます。
例えば、Lミノを立てて置きたい時ですが…。

上は右回転を3回、下は左回転を1回した様子です。
どちらも最終的には同じ形ですが左を1回転した方がキー入力が少なくて済みますね。

他にも、SミノZミノのお話ですが、

どちらに回転しても形自体は変わりませんが位置に違いが出たのが分かるでしょうか。
そのため、移動する向きで回転を使い分け出来れば移動のキー入力が少なくて済みます。


このように、出来る限り操作回数を減らすというのが基本的な考えになります。

2.1 真ん中付近

回転軸がオレンジ線の中にある時の操作です。

このような出現位置から近い範囲では、普通に操作して問題ありません。


注意が必要なのは、横幅が3マスのテトリミノです。
③でも触れましたがこれらのテトリミノは左寄りで出現するため左に行く時は1回、右に行く時は2回の操作となります。


またOミノは左右ともに2回となります。
このような2回横移動する操作をコンコン操作と 呼びます。

通常操作は、いずれのミノでも左右2マスまでの移動で使用します。
3マス以上の移動は後述する特殊な操作を使いましょう。

3.1 端に置くとき

ここから、通常の操作とは異なる動きになります。
まず、両端に置くときの操作です。

こちらは非常に簡単で、移動キーを押しっぱなしにするだけです。

壁に当たれば勝手に止まるので、そのまま下に落とすだけですね。

回転操作が入るときは壁に当たる前に回転をさせておきます。
慣れてくると、同時入力が出来るようになります。

4.1 端から1つ手前に置く

壁から1つ離れたところに置く際の操作です。

先ほどの壁に押し付ける操作を応用させます。

上の画像のように1度壁に押し付けた後、反対方向に1つ戻します。
壁にあたって跳ね返るようなイメージですね。

この操作は折り返し操作と呼ばれています。

4.2 端から1つ手前に回転置き

壁と反対方向へ回転するとき、折り返し操作をしなくても良い場合があります。

回転軸を確認してみましょう。

上の画像のように回転操作をすると勝手に1つ離れた位置になります。
この操作が出来る際は折り返しをせずに、こちらを優先させましょう。

4.3 Iミノのとき

Iミノは例外です。ご注意下さい。
具体的には、操作が逆になります。

その他ミノは壁と反対の方向に回転をすると折り返しと同じ状態になりますが、Iミノは同じ方向で折り返しの状態になります

また、反対方向に回転させると2つ離れた位置に置くことが出来ます。

5.1 端から2つ手前に置く

3.1の折り返しと、3.2の回転法則を組み合わせた操作です。

折り返しで1つ、回転でもう1つ戻るので合計2つ手前に置くことが出来ます。

壁と反対方向へ回転する時限定の操作になりますので、混乱しないように気を付けて下さい。

また、こちらもIミノは例外になります。




…頑張って書いて画像も作ったのですが、動画を見た方が分かりやすいので貼っておきます。
TETRISトップレベルのプレイヤー、あめみやさんの最適化講座です。

練習方法

モードは「40ライン」がオススメです。
基本は1つ1つの操作を確認しながら、平積み(T-Spinなどをせず、シンプルにTETRIS消しのみをする積み方)をするのが良いと思います。


慣れない内は開幕テンプレを最適化操作で組んでみるというのも1つの手です。


今回のパートはほとんど意識配分になります。
ですので、これをすれば良いという答えがありません。
これまでの練習に取り入れて、最適化できるように頑張ってください。



慣れてきたら、40ラインで速度を鍛えましょう。
40ラインはタイムアタックです。

積み方は端空け、もしくは63積みがオススメです。

左側を6列、右側を3列で積むことから63積みと呼ばれています。
右から4列目は、③でやったようにコンコン操作になるため速度が出しにくいです。
そのため、積み込まずに空けておこうという事です。

タイムアタックをする際は、63積みの方が記録が出やすいという事ですね。



一応、世界1位の40ライン動画も貼っておきます。
TETRISトップレベルのプレイヤー、ふれあさんの動画です。



一般的には1分切りで初心者卒業と言われています。
何度も何度も繰り返し、地道にコツコツと頑張って下さい。

ちなみに管理人のAiKuはテトリスを始めてから1分切りまでに丸8カ月ほど掛かりました。
参考までにどうぞ…。

チェックポイント!
  • 最適化の仕組みが分かる
  • ミノを回転方向を間違えずに出来る
  • 最適化で平積みが出来る